新潟市西区五十嵐の内科 長野医院 健康に関するお悩みはお気軽にご相談ください。
ホーム > ブログ


 業務連絡
投稿:長野 央希
新型コロナウイルスワクチン三回目接種を、1/24〜開始してまいります。
現在、発熱外来の混雑の問題もあり、可能であれば、ワクチン接種目的で来院される方は、第二駐車場の方へお車を停めていただければ幸いです。

2022年1月18日(火)

 雨ニモマケズ
投稿:長野央希
新年になり、ここにきて新型コロナ感染者数が増加傾向にあります。都内や大阪などの大都市で急激に増加している状況からすれば、当然、その他の地域でも感染者数はさらに増加してくることが想定されます。
正直なところを申せば、韓国や欧米での感染者数の急増を受けて、日本でも12月中には第6波が来るだろうと考えておりました。しかし、その予想は外れましたが。
また、オミクロン(Ο)株の話題が多くはなっておりますが、Ο株の特徴を見ていると、大分、風邪コロナに近くなっているような印象を個人的には受けております。Ο株やあるいは次世代の変異株が感染の主体となってくることで、ほぼ風邪コロナと同化していき、新型コロナとしての感染は終息に向かうのではないかと考えています。(個人的かつ、ある面では希望的な観測にはなりますが)
少なくとも、此れまでの歴史で、ある感染症がどのように流行し、どうやって終息していくのかを、継続的に観察し得たことがありませんでしたので、今回の新型コロナ感染は、非常に貴重な科学的観察であると同時に、感染症の歴史における重要な1ページを記せることになるのだと思います。
ただし、来るべき第六波を、うまく乗り切ることが極めて重要なのは言うに及びません。三回目のワクチンの準備も進めつつ、治療としてのカクテル抗体療法や内服での抗ウイルス治療の早期の充実を図ることが非常に重要です。内服での治療が功を奏するのであれば、当然入院者数を減少させることにもつながり、医療ひっ迫を予防できるわけですし、これ以上の経済的なダメージを増大させることへの抑止にもつながるのだと思います。

さて、昨年11,12月は発熱外来受診者数も減少しており、ある意味平和な状態でしたが、年始になり、やはり、発熱外来受診希望者が増加しております。私は2020年7月から発熱外来を行っておりますが、一年以上を通して、屋外での発熱外来を経験し、日本の四季の多彩さを痛感させられております。7〜9月にかけて、うだるような暑さの中、手が震えたり、意識がもうろうとするような熱中症の手前の状態で働いておりましたし、最近は寒波で、猛烈な海風にあおられたり、吹雪きが叩きつけてくるような状況で、何とか歯を食いしばって責務を全うしております。発熱外来の建物の中も、夏場は日中で46℃になりましたし、今は寒い朝だとマイナス2℃になります。
とは言え、かつての日本の兵隊がシベリアやガダルカナル、東南アジアで経験したことに比べれば、いかに甘えたことを言っているのだろうかと思い、頑張っている気がします。
そんな生活の中、宮沢賢治の『雨ニモマケズ』の「雨ニモマケズ風ニモマケズ雪ニモ夏ノ暑サニモ負ケヌ強イ体ヲモチ・・・」が、身に染みました。私は宮沢賢治よりも丈夫でいられるだけ幸せなのだなと実感しています。彼が現代に生きていたら、医療も栄養状態も格段に違う中で、もっと健康でいられたであろうと思うにつけ、わが身の置かれている環境を幸せに思わなければ、失礼だとすら思えてくるのです。

2022年1月7日(金)

 新年明けましておめでとうございます。
投稿:長野央希
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
1/3は午前中(9:00〜12:30)、発熱外来のみ行います。
1/4以降は通常通りの業務体制となります。
また、二月から三回目の新型コロナウイルスワクチン接種を開始してまいります。ワクチン接種券がお手元に届きましたら、ご予約をお受けいたしますので、宜しくお願い致します。基本的には予約は御電話にてお願い致します。
当院で一回目、二回目を接種された方に限らず、二回目まで県外でお受けになった方や、集団接種で受けたけれども、三回目の予約が取れないなどの方も接種予約をお受けいたしますので、御電話にて御相談ください。
尚、当院で行うワクチンの種類は、二回目までと同様、ファイザー社製になる予定です。(供給量の問題などで変更する可能性はあるかもしれませんが。新潟市の通達では、ファイザー社製になるとのことです。)

2022年1月2日(日)

 年末年始の当院の体制に関して
投稿:長野央希
年末年始の当院の体制
12/28まで通常通り
12/29 12:00まで
12/30発熱外来のみ(12時まで)
12/31〜1/2 休診
1/3 発熱外来のみ(12時まで)
1/4〜 通常通り
となります。宜しくお願い致します。

2021年12月24日(金)

 業務連絡
投稿:長野央希
インフルエンザワクチンに関してですが、ワクチンの若干量の追加がありましたので、10人程度の新規予約をお受けできます。御希望の方は電話にてご相談ください。
2021年12月14日(火)

 アジア
投稿:長野央希
今年は、発熱外来や新型コロナウイルスワクチンで、多くの外国人の人と接触する機会を持たせていただいております。大学や短大の留学生が、多くはワクチンで来院したり、あるいは自分が往診でワクチン接種をしたりしております。半数以上はアジア系の方々で、中国、ベトナム、タイ、バングラディシュの方々に接することが多い印象ですが、中にはカザフスタンなどの中央アジアの方もいらっしゃいました。また、アフリカの方もおられ、エチオピアやマラウイといった国の方もお出でになりました。欧米に関しては、ある程度は国名と地理的な面や歴史的な面を理解しておりましたが、恥ずかしながら、東南アジアやアフリカのそれに関しては、理解が及んでいませんでした。そもそも、マラウイはどこに位置しているのか等も知らないという状況で、この機会に勉強してみました。
また、太平洋戦争の激戦の一つであるインパール作戦の本を読んだ際にも、東南アジアの地理的な部分すら知らないことを自覚し、今回岩波文庫の『東南アジア史10講』を読んでおります。
かなり多くの民族が入り混じって、そこに中国的な文化・歴史の影響を受けていたり、インド的な影響を受けていたりして、一読しただけでは十分な理解を得られないことを悟りました。そこに加えて、18世紀、19世紀以降の欧米の植民地政策によって、さらに複雑な修飾をなされて、いっそう理解が難しくなっているように思われました。このことはアフリカ各国においても言えることではありましょう。そして、欧米植民地政策の歪みは今も尚、東南アジア、西アジア、アフリカ、中南米の現状に大きく影響していると思われます。欧米列強の帝国主義の尻馬に乗った大日本帝国時代の日本にも責任の一端があることは言い逃れは出来ないことであろうと思います。東、東南アジア、オセアニアでの日本の振る舞いが戦後80年経とうとしても今も尚、現地に色濃い爪痕を残していることを、我々日本人は忘れてはならないのだと思います。
また、東南アジアのことを勉強していると、アジア的な思考や宗教観が存在していることを再認識させてもらいました。19世紀の欧米の帝国主義以降、欧米的な思考や価値観が絶対的に正しいことという共通認識を持つに至り、そういった教育を受けてきました。キリスト教的な二元論に基づき、善悪や白黒をはっきりさせようとする姿勢は欧米で特に顕著な印象を持ちます。結果的に自分たちの思考と相いれないものは悪ということで、徹底的に叩こうとするようになります。従来のアジアでは、白黒をはっきりさせるという姿勢においては、もう少しあいまいであったように思われます。欧米的な薫陶の元で、世界中が敵味方を厳密に分けようとする姿勢が世界を危機にさらしている気がしてなりません。そういった意味でも、アジア的なあいまいさ、場合によっては混沌としているような思想を再評価してもいいのではないか、脱欧米的思想を目指してもいい時代なのではないかと考えております。

2021年12月10日(金)

 オミクロン株
投稿:長野央希
南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株Ο(オミクロン)株の報告があり、早くも日本でもナミビアからの入国者での感染が確認されたとの報道がありました。
南アフリカでは11/18頃から新型コロナ感染者数が急増してい行った模様ですから、二週間程度で、極東の日本にまで感染が拡大しつつあるというのは、確かに感染伝播速度としては速いと言えそうです。
ただ、基本的にウイルス側の立場では、自分たちの種の保存のため、いわゆる生き残り戦略の一環として、常に変異を繰り返していくのは当然であり、日々刻々と変異株が出現するのは当たり前なのではありますし、これからも変異を繰り返していくことも間違いのない事実であると言えます。
変異自体が、即座に人間にとって不利益になるというわけでもありません。仮に感染性が高まったとしても、重症化しやすくなるわけではありません。
報告を見ていると、今回のΟ株感染での症状は、頭痛や筋肉痛が主体で、呼吸器症状はそこまででもないような印象を受けますから、症状のみで言えば、季節性インフルエンザを想起させるものがあります。ただし、この件に関しても、もう少し症例数が増えてこないと確たることは言えないでしょう。
重症化率も、しばらく動向を注視していく必要があります。
Ο株に対しては、カクテル抗体療法の効果が弱いのではないかというような報道もありますが、それに関しても、正確な発表が待たれます。
ワクチンに関しては、例えばファイザー社は、二週間以内にワクチンの有効性に関しての報告をすると言っておりますので、その発表を待たねばなりません。
すなわち、現段階では、このΟ株は依然として、どういう性質なのかが正確には分かっていないのです。孫子の兵法の如く「己を知り、彼を知らば百戦危うからず」の通り、今は、敵であるΟ株がどういうものなのかをしっかりと分析する段階であると言えましょう。
相手が、どんなものかわからない状況で、むやみにパニックになることこそ、慎むべきことであります。一方で、政府が外国からの入国禁止政策をとっていることはやむを得ないとは思います。相手がどんなものか判然としない段階では、リスクマネージメントにおいては、最悪の事態を考えて対策を講じる必要があるからです。
いずれにしろ、現段階では、人々がデマに踊らされないこと、不要な差別などの愚行に走らないこと、冷静でいること、そして最も大事なのが正確な情報入手を心がけ、適切に恐れるべきことは恐れ、恐れるに足らないことには過剰に反応しないことを心がけていただきたいと思います。

2021年12月1日(水)

 外交的ボイコット
投稿:長野央希
北京開催の冬季オリンピックが間近となり、欧米の幾つかの国々が、ウイグルでの人権侵害を問題視して、外交的ボイコットを行う可能性を示唆しております。
しかし、何故今頃という感が否めません。そもそも、ウイグルでの問題は10年以上に及ぶ問題であったはずですし、殊に習近平体制となってから、民族浄化的政策が拍車をかけ、情勢の悪化に歯止めがきかなくなっていましたから、本来であれば、大分前から、世界各国が問題視して、中国政府に対して、強い姿勢で臨むべきであったはずなのです。
ほんの最近まで、西欧では中国の唱える一帯一路政策に乗っかろうとさえしていました。そういうこともあり、中国との関係を重視しすぎるあまりに、中国政府の機嫌を損ねないように配慮してきたように思われます。その結果が、ウイグルの悲惨な現状を助長してきたように思えてなりません。最近になり、一帯一路が、結局は中国にとってばかり都合が良いようなシステムであることを認識して、一気に中国への熱が冷めたという風にも取れます。そうして、可愛さ余って憎さ百倍という感じで、中国を攻撃することを考え、最も攻撃しやすいのが人権問題であるために、ここぞとばかりにウイグル問題を取り上げているように見えてしまいます。あくまで、外交的なカードの一つでしかないのでしょう。そもそも、白人諸国が植民地政策で、どれだけのひどい人権侵害を行ってきたかという歴史を見れば、彼らの人権的発言が、ときに白々しく見えてしまったり、極めて偽善的に聞こえてしまったりするのも事実です。ただ、かつての自分たちの愚行を反省して、改めようとしている姿勢は評価しなくてはならないとは思いますが。
そんな状況で、オリンピックへの外交的ボイコットというのが、どこまで有効な手立てなのかという疑問があります。確かに、中国という国は体面を気にする国ではありますので、参加国の首脳が、五輪の開閉会式に参加しないとなると、顔に泥を塗られたような気分になるという意味では、一定の効果はあるかもしれませんが、実質的には五輪への選手の派遣自体を中止して、結果的に五輪観戦のための集客が望めないというような状態にならない限り、あるいはスポンサーが軒並み五輪への支援を打ち切るというような経済的なダメージを負わせない限りは、中国にとってはさほどの痛手にはならないのではないかと危惧してしまいます。
日本が北京五輪に対して、どうかかわるかは、今後の政府の指針を注視していく必要がありますが、ウイグル問題を含め、尖閣問題や、南シナ海での問題など、様々な問題に対して、一貫した毅然とした態度をとるべきではあると思います。
一方で、ウイグル人は敬虔なイスラームでありますから、彼らの現在の苦境に対して、同じイスラームの信者たちが本来であれば、立ち上がらなくてはならないはずなのです。こういう状況でこそ、ジハードというものがなされるべきなのではないかと思います。中国に対抗する手立てがないということと、中国とうまく付き合っている方がうまみがあるということから、なかなかイスラームの中で、ウイグルを救おうという大きな動きにはつながっていっていないのが、とても残念に思えてなりません。
こうしてみると、ウイグルという深刻な問題は、結局は外交的な問題の中で、数多くある問題の一つでしかないというとらえ方をされているように見えます。
しかし、中国が行っているのは、ナチスが行ったホロコーストにも匹敵するような所業かもしれないのです。
各国政府が強い働きかけが出来ない状況で、世界の企業がウイグル産の綿花に対して不買運動を行っているのは中国に些少ながらダメージを与えられるでしょうし、そういう地道な努力を続けることで、中国政府に痛みを感じさせる必要があると思います。中国という国は経済的に好調だからこそ、現体制が強く国民に支持されているのであって、もし、経済的に不調に陥れば、国民の政府に対する支持が一気に失われる可能性があります。
また、ウイグルやチベットへの弾圧が高じれば、結局最終的には中国国民全体に対しての言論統制が強まることにつながるでしょうから、中国国民もウイグル問題を対岸の火事ととらえずに、明日は我が身になりえるという危機感を持っておく必要があるはずです。
現在、我々が行えることは、中国政府に対して経済的な圧力をかけることで、少なくともウイグル問題を今のまま続ければ、自分達にとって不利益になると理解させることなのだと思います。
いずれにしても、ウイグルやチベットや、中国国内の少数民族の方々が、少しでも早く、自分たちの自由を謳歌できる時代になることを強く願います。


2021年11月29日(月)

 業務連絡
投稿:長野 央希
インフルエンザワクチンに関してですが、追加発注できた分も、予約がいっぱいとなってしまいましたので、予約受付を終了させていただきました。
申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。

2021年11月22日(月)

 業務連絡
投稿:長野 央希
インフルエンザワクチンに関してですが、供給量の不足で、多くの方に御迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
12月に入り、若干量のワクチン追加購入ができる見込みとなりましたので、12月に入ってからのワクチン接種でもよろしければ、御予約を受付いたします。宜しくお願い致します。

2021年11月17日(水)

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 最初 次のページ>>

現在1ページ目を表示しています



 訪問診療
投稿:長野央希
魚沼地域で、月一回ながら、訪問診療に携わらせていただくことになりました。患者さんの疾患や状況もさることながら、それぞれの家庭の状況なども千差万別であり、そのため、それぞれのケースで求められる医療も異なり、提供する医療サービスも、それに応じて変化するという意味で、非常にオーダーメイド的といえると思います。
勿論、在宅で行える治療は限られており、いわゆる最先端医療を行うような意味でのオーダーメイド治療とは異なります。
それでも患者さんや御家族の状況によって、そのニーズに丁寧に対応する必要があり、究極のオーダーメイドともいえるかもしれません。
患者さんが、住み慣れた場所で、少しでも長く過ごしていただけるように、医療者は努力する必要があることを、改めて認識させていただきました。
当院でも、徐々に訪問診療などを行っていきたいと考えておりますので、宜しくお願い致します。


2020年7月3日(金)


 日本の医療
投稿:長野央希
自粛解除後、都内では昨日も60人の感染者が判明している。
また、米国では、さらに膨大な感染者数に上ってきている。
米国での陽性者の中での重症者の占める割合がどうなっているのか、どうなっていくのかが注意すべき点ではあるが、少なくとも、3〜4月の頃の状況のような医療崩壊の危機のような状況にはなりにくいのではないかと考えている。今回の新型コロナによる重症化に至る機転が、より分かってきているためである。キーワードはサイトカインストームとDICということになろう。
重症になりやすいタイプの人の傾向もわかるようになっており、そういった方々で重症化しそうな兆候を早めにとらえられることで、DIC治療を早期に行ったり、適切な免疫抑制療法を行い、重症化の芽を摘むことがしやすくなってきていると思われる。
一方で、WHOやCDCは、当初新型コロナに対してのステロイド治療は推奨されないという論調であったが、ここにきてデキサメタゾンは死亡率を低下させるというような報告も出てきており、どちらが正しい見解なのかという問題もある。自分も、短期間ながら、新型コロナ治療にあたってきたため、確実に新型コロナの肺炎でステロイドが一定以上の効果を有していると実感しており、相当数の臨床医は、経験的にステロイドの有効性を把握しているはずである。(勿論、安易にステロイドなどの免疫抑制治療を行うべきではないし、コロナに細菌性肺炎が合併しているような場合では、当然ステロイドは控えるべき状況にもなるが)
そして、実際のところ、WHOが推奨していなかろうが、必要に応じ、ステロイドを使ってきていたと考えられる。
しばしば、日本のマスコミは欧米の医療をほめ、日本の医療に問題があるような報道をされているが、2009年の新型インフルエンザの時も然りであったように、毎年、米国ではインフルエンザで1万人を超えるような死者が出るのである。要するに、ごく一部の、高額な保険を支払っている富裕層が、超一流で最先端の医療を受けられるものの、多くの国民は、さして褒められた医療すら受けられていないという現実があるのである。
国民皆保険の日本では、おしなべて、平均的でそれなりに良質の医療を受けられていることを無視して、日本を貶める報道というのは、明治以来の日本人の西洋文明に対するコンプレックスを如実に表していると言えよう。
安倍首相の言うジャパンモデルが、なにを指しているのかは判然としないが、少なくとも日本の医療を自信をもって世界に発信していくことも重要なのではないかと思う今日この頃である。

2020年6月29日(月)


 
投稿:
現在、魚沼と新潟市を週一回行き来しておりますが、この時期の魚沼での楽しみの一つはホタルです。
小出の市街地からジョギングで行ける距離、あるいは車で五分圏内のところに、隠れたホタルのスポットがあります。
勿論、観光地のようなわけではないので、ホタルが乱舞するような状況とは違いますが、それでも、淡くほのかなホタルの光が、はかなげな美しさを放っています。
昨日も、二か所見てまいりましたが、涼しげにホタルが飛んでいました。そうかと思うと、急に猛スピードで飛んだり、点滅がせわしなくなったりと、見ていて飽きませんでした。
ホタルの光は、色々なものを削ぎ落した、シンプルな美であると思います。
翻って、人間界では、常に宗教や人種、主義主張で、小競り合いが繰り前されています。いたずらに情報があふれているために、その情報におぼれて、結果的に本来の人間のあるべき姿から逸脱したり、人間不信に陥ったりしているように思えてしまいます。
もっと、人間もシンプルに生きれば、より平和共存できるのではないかと思いながら、ホタルの光を目で追っていました。
今年は様々なことがあって、人々も疲弊し、心も荒みがちになっていることもあり、ホタルから、そんなことを考えてしまいました。


2020年6月25日(木)


 世界情勢とコロナ
投稿:長野央希
日本ではコロナの発生件数が減少、落ち着いてきたかのように見えておりますが、世界的には依然として、猛威を振るっております。
WHOの報告では、一日での発症者数が過去最多を更新したとのことです。
ひとたび、規制が緩和されると、なし崩し的に、緩和すべきでないことまで、緩んでしまうというのが人間社会の常ではありますが、気のゆるみも含めて、感染を拡大させている可能性があります。
高温で多湿の環境では、ウイルスの脅威が減ることも期待されておりましたが、パンデミックとなっている現状では、それも期待できないというのが専門家の大方の見方となっている模様です。
殊に米国の連日のデモ、集会は、一層感染を困難なレベルにしているといえましょう。米国政府はコロナ感染対応においても、人種の分断という問題においても、既にイニシアチブが取れていないように見える状況で、はたして、コロナ感染を終息に向かわせるような方策がとれるのか、甚だ疑問です。米国での感染は、少なくとも第二波ではなく、第一波が持続している状態といえます。この状況が遷延している間は、世界中に感染を波及させる恐れが高いと思われます。
新潟県でも一か月ぶりに感染者がおられたようですが、報道によるとやはり海外渡航歴がある方のようです。
米国をはじめとした世界情勢を鑑みると、当面海外との往来は今もなお控えるべき段階であろうと考えられます。
日本では、コロナに感染したとしても、大半は軽症とはいえ、一部では重症化するケースがあることも間違いなく、君子危うきに近寄らないスタンスが重要と言えると思います。


2020年6月22日(月)


 北別府さん 頑張ってください
投稿:長野央希
私は広島東洋カープのファンですが、6/19にようやく2020年度のプロ野球が開幕する予定で、わくわくしてきているところです。
ただし、今年は広島の話題としては、もっと大切なことがあります。
北別府さんが成人T細胞白血病で現在、末梢血幹細胞移植を受けて、闘病中であることです。
私は血液内科診療に携わってきただけに、マスコミで報道されるような血液疾患に対して、注意を払ってはいましたが、元広島の往年のエースの件となれば、より敏感になりました。
ブログを見ていると、息子さんからの末梢血幹細胞を移植して、副作用などで難儀をされているようです。
北別府さんといえば、投手王国と呼ばれた広島の絶対的なエースともいえる方でした。大野、川口、金石など、ストッパーで津田、野手でも高橋慶彦、山崎、長内、重鎮として山本、衣笠などなど今でもわくわくするようなメンツがそろっていたころのエースでした。
それだけ鍛え上げた肉体でも、血液疾患に対する抗がん剤治療や骨髄移植治療はつらいものであることは間違いないと思われます。
自分も、血液疾患での化学療法など行うたびに、治療の副作用や合併症で苦しむ患者さんの姿を診て、時には心苦しい思いもしてきました。そんな中で、病気が寛解、あるいは治癒に至るような患者さんの姿を見て、心から喜び合えたものです。
北別府さんも、長い闘病生活とはなろうと思いますが、一刻も早くお元気になられることを切に願います。
山本浩二さんも闘病生活をされておられるようですが、頑張って克服していただきたいと思います。
二人のためにも、今年はカープが優勝してもらいたいと期待しております。


2020年6月17日(水)


 新型コロナ
投稿:長野央希
昨日、一昨日と都内での新型コロナ陽性者数が50人近くと増加しております。これは、いわゆる「夜の街」で働く人の集団検査の影響もあろうと思われます。
一方で、米国では人種差別への反対デモが全国に広がっており、これによってコロナの感染が再度燃え上がりはしないかと懸念せざるを得ない状況です。また、北京でも再度感染者が増加に転じております。
短期間ながら、コロナ診療に携わったものとして、新型コロナは大半が軽症であるか、無症状であるため、(少なくとも日本では)不必要にパニックになるべきではないと考えます。ただ、高齢者、癌のある方、若くても男性、肥満、糖尿、喫煙(肺気腫)などの条件がそろうと、一定の割合で重症化する印象を受けましたので、決して油断していいものでもないと言えます。
無症状のコロナ陽性者から、このような重症化の危険をはらむ人たちに感染が拡大する可能性を常に考えておく必要があると考えられます。
新潟は幸い大きな流行に見舞われずにここまで来ておりますが、これだけのグローバル社会では、第二波の流行も対岸の火事と受け流すわけにもいきません。我々、医療者は行政とも連携をとって、第二波への対策を練っていく必要があると改めて感じております。

2020年6月16日(火)


 サルコペニア予防
投稿:
当院の近くにあるスポーツセンターも、コロナの影響で、一時休業されておりましたが、ようやくジムも含めて再開されております。拝見しますと、多くの中高年の方々が様々な運動にいそしんでおられます。非常に良いことだと思います。
昨今は、筋肉量の減少からくる身体機能の低下(サルコペニア)が話題になっており、その予防のために適度な運動、適切な食事が極めて重要と言えます。
これまでは医療といえば、病気を治すことに主眼が置かれておりましたが、これからはいかに病気にならないようにするか、あるいは大病になるのを未然に防ぐかという予防の医療がより大切になってくると考えます。
そういうことも、患者さんとともに考えていきたいと思っております。
尚、これからの季節、運動中の脱水、熱中症にはくれぐれもお気を付けください。

2020年6月13日(土)

 ブログを始めました。
投稿:長野央希
急激に真夏のような天候になってきている今日この頃。
全国的にも、ようやく新型コロナ感染が収束に向かいつつあるのかと期待する日々です。幸いに、新潟県は大きな流行のうねりにもまれることなく、本日に至っております。
私は、4月末から5月いっぱい、北埼玉の病院で新型コロナ診療のお手伝いをしてまいりました。関東もひとくくりにはできず、埼玉も大宮や川口など南部と、熊谷などの北部では、大分感染者数も異なっておりました。マスコミ報道で、コロナの恐ろしさ、悲惨さが盛んに取り上げられておりましたが、確かに重症化した場合は厳しい経過をたどりえますが、多くの場合は、軽症であったり、無症候性であったりします。
この疾患に関しては分からないことが多い点や、治療法が確立されていない点で、人々の恐怖が増幅していってしまいました。このこと自体は、ある程度やむを得ないことではありますが、過剰にマスコミが恐怖をあおった感が否めません。
手洗いをする、外出時にはマスクを着用する(自分の感染予防というよりは、自分が感染していた場合に周囲に感染を広げない意味でも)など基本的な注意をしつつ、正確な情報のもとに、適切に怖がりながらも、節度を守って生活を楽しむことが重要と感じました。
我々医療者も、マスコミも、いかに正確な情報を、皆さんにお伝えできるかが大切であり、それこそが本来のインフォームドコンセントのあるべき姿なのかもしれないと、改めて考えさせられております。

毎日とはいかないと思いますが、思うことがあれば、ブログを更新させていきたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。

2020年6月10日(水)



長野医院
〒950-2101 新潟県新潟市西区五十嵐1-6448
025-260-5921

Copyright (c) Nagano Clinic All Rights Reserved.