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 今できること
投稿:長野央希
私の医院の近くにある高齢者介護施設で、30人という規模のクラスターが発生しております。新潟県内では最大、全国的に見ても、大規模な部類に入るであろうと思われます。
30人の感染者の方々が、重症化していかないことを切に願っております。
同時に、心配なのが、この施設や施設職員、入所者への差別や風評被害です。今後、「誰がウイルスを持ち込んだのか」といったような『戦犯』探しのような動きをしたりする人が出てくる懸念があります。陽性者の追跡調査をするのは、保健所の役割であり、我々一般市民がやるべきことではありません。ましてや、それをもとにネットに書き込んだり、非難・冒涜するような行為は厳に慎まなければならないと思います。
そもそも、そういったことに労力を費やすことは時間の無駄であり、誰にとっても何ら利益をもたらしません。
人を敵視したりすることで、感染はいっそう蔓延してしまうのではないかと恐れます。
今できることは何かをよく考えてください。恐怖や不安で、人間不信に陥り、人を陥れるようなことをするべきではないのです。
まず、わが身を守ること、そして、他人を守ることを考えてください。そうすれば、自ずとやるべきことが見えてきます。
自分を守るには、感染予防の基本中の基本である手洗いに尽きます。それも、おざなりなものではなく、しっかりとした手洗いです。そして、室内の換気をこまめに行い、乾燥予防のための加湿に配慮することです。
そして、相手を守ることは、マスクを着用することと言えます。
もはや、無症候性や軽症の陽性者が多いことを考えると、常に自分自身も新型コロナの保菌者である可能性を考えてふるまう必要があります。自分が無自覚に周囲に感染を広めてしまっているかもしれないと考えることが重要です。その結果、どうしたら、自分が相手を守れるかを考え、自分の唾液などで他人を汚染させないためにマスクを着用しようと行動することです。
米国では、政治信念の表明のような形で、マスクを拒むといった愚行が繰り返されました。結果、感染は収拾がつかず、28万人を超える死者を出しているような惨状となっています。マスクは自分を守るというよりは、相手を守るというエチケットの一環なのです。
相手を非難している時間があれば、相手を守り、結果的に自分も守るということに時間を費やしてください。それが、感染の蔓延を少しでも予防することにつながっていきます。
綺麗ごとではなく、人とうまく共存しようとする気持ちが、いま最も必要なことなのだと思います。
そして、冷静に事実を見極め、過度に恐怖を感じるのではなく、恐れるべきことを適切に恐れ、極力通常の生活を維持することが重要と考えます。
どうか、冷静に!!

2020年11月18日(水)

 大相撲11月場所
投稿:長野央希
大相撲の11月場所が始まっております。例年であれば、福岡開催のところが、コロナの影響もあり、両国で開催されております。
私は祖父母の影響もあり、幼少の頃から相撲が好きでした。子供の頃に好きだったのが、千代の富士と寺尾でした。千代の富士に関しては、八百長だのなんだのとの批判をしばしば耳にしますが、大柄でない中で戦う姿は今見ても格好いいと感じてしまいます。また、寺尾も、小兵であるのに、常に闘う姿勢を示し、私個人も体が小さいということもあって、何だか感情移入できたのかもしれません。
その後は、今となっては色々と批判にさらされがちな貴乃花ですが、当時の孤高の人というようなスタイルに惹かれたものです。
また、モンゴル人横綱も、様々な評価を受けておりますが、彼らは彼らなりに頑張っている姿は評価しなくてはならないと思います。殊に全盛期の白鵬のスピードは大したものだと思います。年齢的にスピードの衰えは隠せず、結果的にかち上げなどの美しくない取り組みが増えてきてしまっているのかもしれませんが。個人的には関脇くらいの頃の白鵬が一番取り組みが面白かったような気がしています。
今場所は、最初から両横綱の休場が決まっておりましたが、早々に大関の朝乃山と正代がケガによって休場してしまいました。最近は、あまりにも横綱や大関をはじめとした幕内上位の力士の欠場が多いような気がしてなりません。以前、整形外科の先生がおっしゃっていたのが、力士がより重量化したために下半身への負担が増大して、けがが増えているのだろうとのことでした。加えて、昔ほどしこを踏まなくなったとか、けいこ量が減っているといったことも原因にはなるのでしょう。ただ、昔よりは明らかに科学的なトレーニングを取り入れているのでしょうから、けがが減ってしかるべきと思うのですが、どうなのでしょうか?いずれにしろ、相撲ファンとしては、横綱や大関たちが必死に賜杯を求めて戦う姿を見たいのにもかかわらず、頻回に休場してしまうのでは、ファンを裏切ってしまっているとも言えます。けがをしてしまうのはやむを得ないでしょうが、ファンあっての大相撲であることも忘れないでいただきたいと思います。
個人的には、新潟出身の豊山にもっと頑張ってもらいたいと願っております。素材は申し分ないのでしょうし、同世代の隣県の富山出身の朝乃山に差をつけられてしまっておりますので、ここで奮起して、三役に定着できるようになってほしいと思います。
また、昔から、勝ったり負けたりとあまり成績が安定しない力士ではありますが、佐田の海が好きなので、何とか頑張ってほしいと思っています。
尚、琴奨菊が引退するとのこと。長い間、お疲れ様でした。寂しくなります。

2020年11月14日(土)

 コロナ第三波
投稿:長野央希
都内ではコロナ第三波との報道がありました。私の先輩で札幌で働いているかつての同僚の話では、道内だと第四波が到来しているという判断だそうです。そのような中、これまで魚沼地域では、陽性者が0であった状況から、一転して南魚沼警察署で新潟県内ではこれまでで最大のクラスターを認め、17人(11/12時点)の陽性者が出ました。魚沼市でも一人陽性者がでたとのことです。この度のケースでは若い方が主体ということで、症状としては軽微で済む可能性が高いであろうと予想されますが、より心配なのが、風評被害や差別の問題であろうと思います。
魚沼地域ではとにかく「感染者第一号にはなりたくない」という意識が高いため、魚沼初の陽性者に対して、心無い対応をくれぐれも取らないでほしいと願うばかりです。
そもそも、これまで新幹線が止まる湯沢地域や浦佐界隈で陽性者が0であったこと自体が不思議なくらいであり、検査を行おうとするハードルが高かったことも要因であろうと思われます。
今回、陽性者が出たことで、接触者に対する検査も行われるでしょうし、地域の住民感情として、自分も新型コロナが心配だから検査してほしいという人が増えてくることも予想されますので、一気に検査件数が増加し、結果的に急に陽性者が増加するという可能性も否定できないでしょう。新型コロナでは無症候性の隠れ陽性者が多いのも特徴の一つではありますので、ふたを開けたら・・ということも考えられます。
しかも、GoToによって都心部などからの行き来も活発化したことで、更に陽性者数が増えてくることも想定しておく必要があります。
ここで問題になるのが、陽性者数が増加することより、その中で重症化している割合がどうなのかを見極める必要があるということです。
東京大学から、現在欧州で流行しているウイルスは変異の結果、感染力が高いものになっているという報告がありました。
基本的には、コロナウイルスは風邪を引き起こす代表的なウイルスであり、必ず、定期的にコロナの流行はあるはずなのです。
従って、現在流行している、あるいは流行の兆しがあるウイルスは感染力が強まっている一方で、どのような毒性で、結果的に重症化率がどうなのか、致死率がどうなのかという点を注視しなければならないと言えます。
風邪程度の症状で、それほど重症化しないのであれば、全くパニックになる必要がないということになります。(どんな状況でもパニックにはならない方が良いのですが)
いずれにしろ、いたずらに不安や恐怖をあおったり、差別的な行動をとることは厳に控えなければなりません。科学的な目で見て、冷静に事実を事実としてとらえ、淡々と日々の生活を送ることが大切です。そして、新型コロナ然り、インフルエンザ然り、ノロウイルス然りで、感染の予防におけるもっとも重要なことがしっかりとした手洗いです。手洗い、定期的な換気、室内などの乾燥予防に配慮していただきたいと思います。また、マスク着用は自分の身を守るというよりは、自分が陽性者の場合に、周囲に感染を拡大させないための配慮、エチケットとして重要である認識を共有していただきたいと思います。

2020年11月13日(金)

 児童虐待の問題
投稿:長野央希
『虐待死』(川崎二三彦著 岩波新書)を読みました。
私は子供がおりませんので、子育ての苦労を知らないという意味で、虐待をする親を非難できる立場にはないかもしれません。
しかし、医療者としても、一人の人間としても虐待という問題に関心を持つ必要があると思いますし、国民一人一人が虐待を問題意識をもってとらえることが非常に重要なのだと思いました。
個々のケースレポートを読むと、正直なところ反吐が出そうなほどの嫌悪感や不快感を覚えてしまうような事例が多々ある中で、児童相談所の職員の方々のたゆまぬご苦労には頭が下がる思いです。
この本を読んで、虐待には、トイレで子供を産み落として、死亡させてしまったり、生まれたばかりの子供をロッカーに入れて死なせるといったような嬰児殺しや、親子心中も虐待の一部であるということを学びました。恥ずかしながら自分は不勉強で、虐待と言えば、いわゆる身体的な暴力やネグレクトと言ったもののみを想定しておりました。しかし、言われてみれば、心中なども子供の意思に反して殺害するという意味で、立派な虐待なのだと納得しました。
虐待と言っても、実はそのケースケースで、様々な事情があり、対応も千差万別なのだということも学びました。例えば、再婚親、ステップファミリーのケースや、親が精神疾患を有しているケースも少なからず存在しているとのことで、虐待を糾弾するというよりは両親や一家のサポート体制を整えることが虐待防止につながる場合も多々あるのです。
また、日本的な側面もあるかもしれませんが、体罰を容認する文化を見直す必要があろうかと思います。しばしば、元巨人の桑田真澄さんが体罰が必要ない旨をおっしゃっておられますが、その通りで、しつけには体罰は必要ないことを一人一人が認識する必要があるのだと思います。愛の鞭が美徳とされる風習は是正しなければ、虐待はなくならないと言えます。また、子供は親の所有物であるかのような錯覚を抱いている人が存在しており、まずは子供は自分の意思を有する別人格であることを理解する必要もあると思います。そもそも、子供が親の意見に従い続ければ、結果的に自分でものを考え、判断して行動するというスキルがまるで育たないことにもつながりかねないのではないかと思います。子供の意思をある程度は尊重し、軌道修正が必要な場合は修正してあげなくてはならないのだろうと思います。
加えて、著書内で、虐待する家族内にはDV問題をはらんでいる可能性も指摘されておられました。DVには暴力や暴言がなくても、「支配ー被支配」の関係が成立していれば、十分DV関係に成り立ちえるという点も、なるほどと思いながら読んでいました。支配される側の心理状態を考えると、精神的な恐怖や苦痛はいかばかりのものか、想像を超えてくるような気がします。こういった点をどう向き合うのか等問題は山積していると言えます。
更に、日々労苦をいとわず、ときに注視すること自体が苦痛であるような虐待の現場を目のあたりにしている児童相談所の職員の方々に対して、しばしばマスコミやSNSで正論を振りかざしたような批判がなされ、そういった社会的な逆風で、退職していくような職員の方もおられるため、職員が定着しなかったり、人員が常に不足気味であったりして、結果的に更に児童相談所の職員一人の仕事量が増大し、疲弊していくという悪循環に陥っている現場の話もありました。医療現場もそうですが、常に自分は安全なところにいて、正論をもって批判してくる人の意見に、どこまでの説得力があると言えましょうか?システムを改善させるために正論や理想論を語ることは時に必要ですが、現実を見て、すぐに実行できないような理想論などは机上の空論でしかないと思います。そして、その机上の空論でもって踊らされ、疲弊していく現場を考えると、その理想論が社会のマイナスにつながっているかもしれないことを理解する必要もあるのだと強く思います。
虐待に対する法律やシステム作りは、まだまだ始まって日が浅いと言えます。日々虐待で苦しむ子供たちが絶えない現実を考えると、一刻も早く虐待を撲滅させたい気持ちはわかりますが、早急に事を進めて頓挫するよりは、ゆっくりでも確実な進歩の方が、長い目で見ると重要なのではないかとも思います。これまで、虐待で命を落としてきた多くの命を無駄にしないためにも、社会全体が一丸となって、この問題に取り組むことが必要だと痛感しました。

2020年11月9日(月)

 日本の四季
投稿:長野央希
昨日は、八海山も冠雪しておりました。最近は急に気温も下がり、晴れていたかと思うと、不意に雨が降り出して、雨脚が強くなるようなことがしばしばでしたので、山の方では言わずもがなの状態でしょう。
ここ数年は、残暑が長く続くと思うと、一気に冬になるような気候でしたので、秋らしさを感じることもなかった気がします。その影響もあるのか、豪雪地帯である魚沼地方は、信じられない程の小雪で、異常気象を肌身に感じていました。
今年は、何だか秋らしい季節がしっかりあるような気がして、魚沼はいつも通りの豪雪になるのだろうかと考えたりしております。
私が、魚沼に赴任した最初の冬は、12月上旬にドカ雪が降り、魚沼の洗礼を浴びたと言えます。豪雪地帯は除雪車や融雪パイプなど雪対策が充実しているものの、短時間で大雪が降ると、そういったものも無力のような状況になるのだということを痛感させられました。私は、その大雪の日に新潟市に行かねばならず、小出から浦佐駅まで車を走らせていましたが、雪の影響で、恐ろしい大渋滞に巻き込まれ、通常は20分程度で着く距離が2時間近くかかり、何とか浦佐駅に着いたものの、車を停めようとした駐車場は雪の海と言えるような状態で、ひとたび車を突っ込んだら、全く身動きが取れなくなりました。仕方がないので、シャベルで、車の周囲の雪を掻きだしましたが、降りしきる雪の中で、もがいている自分に対して、自然の中で人間は何てちっぽけなんだろうと思わざるを得ませんでした。泣きたくなりながらも、結局1時間近くかかり、結構な範囲の駐車場の雪かきをしたような感じで、雪かきの謝礼でもいただきたいくらいでした。結局、その日は新潟市には行けず、まるで浦佐駅の駐車場の雪かきをしに行ったかのような展開でした。
今となっては懐かしい出来事ですが、豪雪地帯では雪によって命を落としかねないのだということを身をもって経験し、その時の恐怖感は忘れることはできません。
しかし、こういったように地域によって特徴的な気候があり、四季がはっきりしていることが日本の良さなのだと思います。
地球規模の温暖化によって、日本的な気候が失われないように祈るばかりです。

2020年11月6日(金)

 クモの巣
投稿:長野央希
私は元々は、クモが好きではありませんでした。
しかし、魚沼に住んでいる時に、家の内外で、様々な種類のクモが沢山生息しているのを見て、若干関心を持つようになって、観察をしていました。窓に大きな蜘蛛の巣を張っているものや、家の中で巣を作らずに歩き回っているものなど色々です。魚沼の冬は雪も降れば、朝は路面も凍結をします。そんな中で、主のいなくなった蜘蛛の巣に、氷が張って、そこに雪が乗って、更にそこに陽光が照り付けている様の美しさは、言葉で言い表せませんでした。自然のなせる芸術と言えると思いました。
そして、現在、新潟市に住み、依然として、家の内外にはクモが住んでいます。取り分けて、日々観察しておりましたのが、医院のところにある発熱外来脇で大きな巣を張る女郎クモでした。8月の暑い時期には大小4匹くらいのクモがおりましたが、その後、小さいものも大きくなったかなと思うと、いつの間にか、その巣からいなくなっていたり、かと思うと、新たに小さいクモが巣で生活していたりしました。親玉?は大雨の日には見かけなくなるものの、翌日にはまた同じように巣でデンと構えているものでした。何だか、日々、発熱外来をしている時に見かけるため、同志のような感覚を抱いておりましたが、ここ数日にクモの巣も含めて撤収して、クモの姿を見かけなくなっております。調べると、クモは冬前に産卵を済ませると、寿命を終えるものと、休眠といって仮死状態となり、じっと動かなくなって、冬を越すものとがいるとのことでした。そういえば、魚沼では私の家のトイレは恐ろしく寒かったですが、トイレに住み着いていたクモは冬場動かなくなっていました。刺激しても全く動かないのですが、何日たっても腐敗するような様子もなく、結局春になると、動き出すということがあるのを思い出しました。
このたび、新潟市の私の同志は役目を終えて、鬼籍に入られたのかと思うと、すごく寂しい気持ちがしました。恐らく、来春にはその子の世代が新たな巣を作るのだろうと期待しています。
生き物たちは生きれるだけ生きて、子孫を残していこうというパワーには常に感服します。
人間の心がうつろい変わるのとは裏腹に、小さい生き物たちは毎日変わらないルーチンを淡々とこなしている姿に、色々勉強させられている毎日です。

2020年11月4日(水)

 クマとの共存
投稿:長野央希
私は、週一回、仕事の都合で魚沼に行っております。
昨年は、魚沼、南魚沼地域とも頻回にクマの目撃情報に接しておりました。私が、当時住んでいたところから、徒歩数分圏内で人が襲われ重傷を負うという事故があり、やはり別の徒歩数分圏内で、クマが射殺されましたので、相当身近な場所にクマが出没していたと言えます。
そして、今年もクマの出没が頻回となっております。昨日は、私のジョギングコースの一つであった場所からすぐそばの中学校のグラウンドでクマが目撃され、町中に放送が流れていました。
一昨年は山で、クマのエサとなるドングリやブナなどが大豊作だったそうで、それによりクマの個体数が急増したものの、昨年と今年が、クマのエサになる木の実が大凶作で、エサ不足が深刻となり、結果的にクマが山を下りざるを得ない状況なのだろうと思われます。
以前聞いた話では、強いクマは山の上の方に住み、弱いものがエサがないと、下山してくるのだそうですが、弱いクマと言え、腕力では人間が到底かなうものではありません。ただし、クマは基本的に人間を恐れています。私は山歩きが好きなので、よく一人でぶらぶら登山をしていますが、しばしんばクマの糞が落ちているのは見かけるものの、実際にクマに遭遇したことはありません。北海道で山歩きしている時に、双眼鏡でクマを視認したことがありますが、幸いに至近距離でクマを見たことはないのです。というのも、クマは人間の気配を感じると、逃げていくことが多いからだろうと思います。恐れている人間に、不意に遭遇した時に、クマはパニックとなり、自衛のような感覚で、人間を襲ってしまうと考えられます。ここで、人間を襲って、勝ったということが記憶されると、その後は人を襲い続ける可能性はありますが、基本的に初めから人間を襲ってやろうとか、食べてやろうという認識の熊は極めて少ないはずです。
昔は、里山が整備され、平野部でクマと人間と接触する機会は限られていたものが、人間の住む範囲が拡大するとともに、クマと直接対峙する機会が増えて、社会問題化してしまっているのでしょう。
魚沼の山の方に住んでいる人は、クマがいることが自然なため、目撃しても通報しないようですので、実際の熊との遭遇事例は、相当数に上ることが想定されます。
クマと会話できれば、山に帰るように説得できるのになどと、夢のようなことを考えてしまいますが、実際のところ、どうすればクマやイノシシなど野生動物と共存できるのかを真剣に考えなければならない時代なのだと思います。人は全生物の支配者ではなく、自然の一員であるという謙虚な気持ちをもって、人間にとっても野生動物にとっても穏便な解決策を講じていきたいものです。

2020年10月30日(金)

 頑張れ広島東洋カープ
投稿:長野央希
昨日、パリーグではソフトバンクが優勝を決めました。
セリーグでは、まだ優勝が決まっておりませんが、ほぼ巨人で決まりでしょう。私は、広島ファンですが、今年は早々に優勝戦線から離脱してしまい、優勝を狙うという意味では、今年のシーズンは終了したと言え、残念な気持ちでいっぱいです。今年は、私も、バタバタしており、あまり野球中継を見られておらず、ネットニュースや新聞で試合結果だけ見ているような状況でしたから、広島の戦いぶりの詳細が分かっておりません。毎年、一回はマツダスタジウムに観戦に行っていたものの、今年は断念しておりましたので、尚更のこと、広島の戦い方をつぶさに見られなかったことも残念ではありました。しかし、この二年を見ていると、チームの精神的支柱であった、黒田、新井の両選手が引退してから、チームをけん引するようなリーダー、チームの苦境の際に、チームを鼓舞するようなムードメーカーが不在というのが大きいような気がしてなりません。
私は、巨人在籍時から走攻守の三拍子そろっている長野選手が好きでしたので、広島に加入した際には、年齢的にもチームのリーダー的存在になってくれるかと期待はしておりましたが、流石に生え抜きでない分、リーダーシップをとるのは厳しいのかもしれません。また、投手陣の精神的支柱になるには、野村投手や大瀬良投手だと、優しすぎるのかもしれないなどと考えてしまいます。いずれにしろ、投手陣の再建が急務であることは間違いないでしょう。
もっとも、今年は佐々岡監督が一軍監督としては初陣で、緒方監督のやり方から、自分流への移行のための選手の適正把握や、人心掌握などに時間もかかったと思われる上に、コロナ禍でスケジュールが著しく変則的であったこともあり、チームにも、ファンにも色々と我慢の一年だったのだろうと思います。ですので、残りペナントレースでは若手も含め経験を積み、秋季キャンプでチーム力の向上を図ってもらえることを期待しています。
来年こそは勝ち癖を取り戻して、Aクラス復帰、優勝を目指してほしいと切に願います。

2020年10月28日(水)

 無題
投稿:長野央希
トランプ大統領が新型コロナ感染から回復し、政治活動(?)に復帰されております。大統領選では相変わらず、新型コロナを軽視する発言を繰り返し、ファウチ氏を冒涜するような愚行を再三行っております。
個人として、新型コロナは恐れるべきではないと考えているのは自由ですが、であれば、何故、彼はコロナ罹患の際に、カクテル抗体療法やレムデシビル投与、デキサメタゾン療法などの手厚い治療を受けたのでしょうか?
もし、コロナが恐ろしくないなら、そういった高度医療を拒否して、総合感冒薬の内服くらいで様子を見るべきではなかったのかと思われてなりません。上記のような高度医療を受けられる人がどれほどいるでしょうか?
殊に、格差社会である米国では、高額な医療保険に加入していないと、大した医療を受けられないのが現実です。どんなに望んでも、トランプ大統領が受けたような治療は望むべくもないのです。
多くの米国市民が恩恵に浴せないような濃厚な医療を受けておきながら、コロナは恐ろしくないと言う発言に、彼の支持者は疑問を感じないのかと思われてなりません。全く説得力のない発言内容と言わねばなりません。
手厚い治療を拒否して、他の多くの米国市民と同じような治療のみ受けて、コロナから回復していれば、コロナ軽視発言をする資格はあろうと思いますが、現実は全く逆です。
はっきり言えば、米国大統領選などは、自分が関与できるものでもないですから、それほど大きな関心は抱きませんし、バイデン氏が大統領として望ましいのかも、分かりません。ただ、医療や科学全般に対する、トランプ氏の暴挙は許されるものではないと考えます。そして、彼の自己愛的な政治姿勢は、もはや政治と呼べるものなのかも疑問を感じますし、米国の未来ひいては民主主義の未来に、大きな禍根を残すことになると危惧しております。

2020年10月23日(金)

 コロナ第二波
投稿:長野央希
欧州では、新型コロナの第二波が押し寄せている模様です。
スペインでもマドリードを中心に流行を見せており、スコットランドでは飲食店の営業制限が再開されております。アイルランドでは再封鎖が行われたとのこと。北欧のスウェーデンでも、死者の増加に対して歯止めがきかないような状況のようです。米国では感染者数の増加、死者の増加に対して、さして有効な手立てが取れているのか判然としませんし、これからの大統領選などによって感染がどのように波及拡大するのか注視していく必要があります。インドでも感染者数は増加の一途をたどり、依然として世界規模で新型コロナの感染は終息に向かっている状況とは程遠いと言えます。
ただし、コロナウイルス自体は、元々、風邪を引き起こす代表的なウイルスであり、新型コロナの第二波においては重症者が第一波の時と同様に続出し、死者が増加の一途をたどるのかは、経過を見なければ分かりません。
コロナウイルスはインフルエンザウイルスと同様に変異をきたしやすいものと推定されますので、変異を繰り返すことで、病原性がどうなるのか?
これだけグローバル化した世界であれば、確実に日本でも近日中には第二波、第三波が到来するであろうことは間違いないでしょう。
インフルエンザ時期での新型コロナの動向、合併した場合の重症化率など、未知数なことも多いため、我々医療者も最大限の注意を払っていかねばなりません。そして、今後の新型コロナウイルスが、どこまで恐れる必要があるのかも見極めていかねばなりません。無責任に、コロナは無害であるという情報を発信することは厳に差し控えねばなりませんが、いたずらに恐怖心をあおることも慎むべきと思います。
行政は、感染の研究機関や医療者の協力のもとで、より正確な科学的根拠を示しつつ、恐れるべきものは恐れ、そうでないのであれば、極力以前の様な日常生活を送るように指導をしていく必要があると考えます。
そして、少なくとも市民レベルでは、日々の手洗いをきっちり行い、外出時のマスク着用や、口鼻腔内の乾燥予防などを心がけていくことが重要と言えます。

2020年10月21日(水)

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