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 災害
投稿:長野央希
今現在、九州南部で大雨の被害が続いています。
熊本の球磨川流域での被害が大きいようですが、宮崎でも短時間で著しい雨量が認められたということで、被害が増大してくる恐れがあります。

 新潟では最近で言えば、中越地震、中越沖地震により大きな被害を受けました。その時、自分は都内で働いていたこともあり、かつ関越道が崩落したりして、交通もままならず、結局、現地で救護など役に立つことが出来ませんでした。当時、何ら手助けができなかったことにより、「同胞を裏切った た」という罪の意識と、悔しさが残りました。このことがあって、何か災害があったときには、少しでも役立ちたいという思いもあり、赤十字病院で働くことになりました。2011年に東北震災があった際には、自分は埼玉県内の赤十字病院にいましたが、3/13〜15と5月下旬の二回、赤十字の災害救護班として、宮城の石巻界隈、岩手の釜石界隈に行かせていただきました。
特に3/13の時点では災害発生直後ということもあり、甚大な被害を目のあたりし、また、目の前の患者さんの大きな苦痛の前で、途方に暮れそうになりながら、診療をしたことが思い出されます。自分の文章力ではとても表現しきれないような状況で、泣きそうになることもしばしばでした。
救護班として仕事をして感じたことは、自分の無力さでした。
新潟の震災で役に立てなかった分、東北では役に立ちたいという思いで行ったものの、結局、さして役に立てていないことで、一層罪悪感のような感情を抱きました。
だからこそ、今でも、被災地での救護活動に参加できる機会があれば、参加したい、そうすることで、これまで被災地で役に立てなかった分の後ろめたさを拭いたいという気持ちが強いのだと思われます。

日本は、元来災害の多い国であると言えます。加えて、地球の温暖化で、これまで以上な規模の台風や大雨が頻回にみられるようになっており、毎年、どこかしらの地域が被災地となっております。要するに、日本国内度声も、被災地になる恐れがあり、その備えが不可欠と言えます。

現在、熊本や鹿児島で避難所に避難されている方も多くいらっしゃると思います。
避難所では、上下水道も含めて、衛生状態を保つことが難しい場合もあり、腸炎などの感染の懸念もありますし、今年の場合は、新型コロナの問題もはらんでおります。避難所では思うように各人の距離も取れない状況が想定されますので、行政、医療者も、その点の対策に迫られると思われます。
一日でも早く、この水害が終結し、復旧・復興していくことを心から祈ります。

2020年7月6日(月)

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