地震 |
投稿:長野央希 |
3/20に宮城県沖地下59kmを震源とするM6.9の地震がありました。新潟市内も震度2〜4と幅はありながらも、比較的長く揺れを感じるものでした。 その時間、私は酒を飲んでいましたので、最初はもう酔っぱらったかと思っていましたが、それにしては、電球なんかも揺れているので、妙だなと感じていたところ、テレビの緊急の地震速報を見て合点がいった次第でした。 時間帯が18時過ぎで、食事を作ったりと、火を扱っている家庭も多かったでしょうから、地震の規模によっては、大火災に発展するような危険もあったので、そうならなかったことは不幸中の幸いでした。 ただ、いずれにしろ、東日本大震災の発生した3月の発生であることからも、岩手、宮城、福島の三県の方々は、不安や恐怖が頭をよぎったのではないでしょうか。今回は津波注意報も出ていましたので、尚更のことです。 2/13にも福島沖を震源とする地震があり、いずれも東日本大震災の余震であるということです。確かに、地球規模で見れば、10年などというのはほんの一瞬のようなものなのかもしれませんから、余震が未だに起きていても何ら不思議ではないのでしょう。 それにしても、最近は地震活動が活発化しているような気もしますので、日本全国で地震などへの災害に対しての注意を怠らないようにする必要があろうと思います。我々はいつ被災の当事者になるかわからないという意識を持っていることが重要なのだと思います。 また、地震とは別に宮城県では、新型コロナ患者数の増加を受けて、独自に「緊急事態」宣言を出すような報道を見ましたし、福島でも病院での170人という大規模なクラスターが出たとのことで、山形県でも徐々に患者数が増加傾向にあるということです。地震に加えて疫病による不安も重なり、地域の方々の不安も募っているものと思われます。どうか気をしっかり持っていただきたいと思います。 そして、新潟でも対岸の火事ではないことを肝に銘じる必要があります。いつ何時、天災や疫病の流行などのトラブルに直面するかは分かりません。 それにしても、現在の状況は、中世において全世界的にペストが大流行した時の状況を想起させられます。14世紀のペスト流行時は、インドなどで大噴火があったりと、世界規模に天変地異が起きていました。歴史を学ぶことで、似たような事象に備えることも大切な人類の知恵なのではと思っています。 |
2021年3月22日(月) |
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