大相撲11月場所 |
投稿:長野央希 |
大相撲の11月場所が始まっております。例年であれば、福岡開催のところが、コロナの影響もあり、両国で開催されております。 私は祖父母の影響もあり、幼少の頃から相撲が好きでした。子供の頃に好きだったのが、千代の富士と寺尾でした。千代の富士に関しては、八百長だのなんだのとの批判をしばしば耳にしますが、大柄でない中で戦う姿は今見ても格好いいと感じてしまいます。また、寺尾も、小兵であるのに、常に闘う姿勢を示し、私個人も体が小さいということもあって、何だか感情移入できたのかもしれません。 その後は、今となっては色々と批判にさらされがちな貴乃花ですが、当時の孤高の人というようなスタイルに惹かれたものです。 また、モンゴル人横綱も、様々な評価を受けておりますが、彼らは彼らなりに頑張っている姿は評価しなくてはならないと思います。殊に全盛期の白鵬のスピードは大したものだと思います。年齢的にスピードの衰えは隠せず、結果的にかち上げなどの美しくない取り組みが増えてきてしまっているのかもしれませんが。個人的には関脇くらいの頃の白鵬が一番取り組みが面白かったような気がしています。 今場所は、最初から両横綱の休場が決まっておりましたが、早々に大関の朝乃山と正代がケガによって休場してしまいました。最近は、あまりにも横綱や大関をはじめとした幕内上位の力士の欠場が多いような気がしてなりません。以前、整形外科の先生がおっしゃっていたのが、力士がより重量化したために下半身への負担が増大して、けがが増えているのだろうとのことでした。加えて、昔ほどしこを踏まなくなったとか、けいこ量が減っているといったことも原因にはなるのでしょう。ただ、昔よりは明らかに科学的なトレーニングを取り入れているのでしょうから、けがが減ってしかるべきと思うのですが、どうなのでしょうか?いずれにしろ、相撲ファンとしては、横綱や大関たちが必死に賜杯を求めて戦う姿を見たいのにもかかわらず、頻回に休場してしまうのでは、ファンを裏切ってしまっているとも言えます。けがをしてしまうのはやむを得ないでしょうが、ファンあっての大相撲であることも忘れないでいただきたいと思います。 個人的には、新潟出身の豊山にもっと頑張ってもらいたいと願っております。素材は申し分ないのでしょうし、同世代の隣県の富山出身の朝乃山に差をつけられてしまっておりますので、ここで奮起して、三役に定着できるようになってほしいと思います。 また、昔から、勝ったり負けたりとあまり成績が安定しない力士ではありますが、佐田の海が好きなので、何とか頑張ってほしいと思っています。 尚、琴奨菊が引退するとのこと。長い間、お疲れ様でした。寂しくなります。 |
2020年11月14日(土) |
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