台風一過 |
投稿:長野央希 |
先週末から今週頭にかけて、台風10号が、記録的な強さを保って、九州に上陸し、甚大な被害をもたらす可能性があると報じられてきましたが、被害の出た地域があったものの、不幸中の幸いで、報道ほどの被害は免れました。 とはいえ、台風シーズンの本番はこれからとも言えます。 昨年はラグビーW杯の期間中に、台風による大雨の被害が著しかったことは記憶に新しいところではあります。 最近は地球温暖化の影響もあってか、梅雨の雨量や台風の規模が常に記録的な状況となっています。地球の温度の高い状態が持続すれば、こういった「記録的」な大雨や台風は常態化していってしまうのではないかと懸念せざるを得ません。 今月、来月は、引き続き台風への備えをしっかりしていくことが必要かと思われます。 また、日本全体としても気温が高くなってきている点で、基本的に台風の影響をうけない北海道も、今後は台風と無縁というわけにはいかなくなるかもしれません。 台風被害、大雨被害は、日本全国で起きえる事象と考え、防災に取り組む必要があります。被災した場合に、我々医療機関もどのような協力ができるかを考えつつも、行政などとも密な連携をとって、転ばぬ先の杖としての対策を講じておく必要があるものと思います。 |
2020年9月9日(水) |
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