阿南準郎さんを悼んで |
投稿:長野 央希 |
新潟では梅雨が明け、本格的な暑さとなっています。 今日は、少しでも外に出ると、それだけで具合が悪くなりそうな暑さでした。 先々週から、熱中症で点滴をして行かれる患者さんも増えております。どうか、しっかり水分補給を行い、熱中症対策を御願い致します。 また、7月中旬から新型コロナ罹患者数も増加しております。この数年の傾向からすると、新潟市では恐らく8月の盆前後をピークとしつつも、9月中旬くらいまで流行が持続するであろうと考えられます。今年に関しては、お盆の時期に、特に行動の自粛をされない可能性が高いため、もしかすると、盆を境に、罹患者数が例年以上に増加することも覚悟しておく必要がありそうです。 高額ではありますが、新型コロナウイルスに対する抗ウイルス薬もあり、一定の効果はあると思われます。そういったこともあり、以前ほど重症化するリスクは低い印象はありますが、最近になり、高齢者・超高齢者の感染も増えてきておりますので、入院を要する様な症例がどれほど増えるのかなど注視していく必要があります。 また、先月の一時期よりは数が減っているように思えますが、手足口病と溶連菌感染も例年より多く見受けられます。 熱が出る原因もコロナを含めた各種ウイルス、細菌感染の場合も有り、同時に熱中症の場合も有り増すから、引き続き感染予防と熱中症対策を同時に行っていただきたいと思います。 去る7/30に元広島東洋カープ監督の阿南準郎さんがお亡くなりになりました。 私が、広島カープのファンになったのが1984年頃(85年は周囲がやたら阪神を応援していたので、付き合いで阪神を応援させられていましたが)でした。86年に阿南監督が就任しましたので、物心がついて広島を応援するようになった頃にコーチで有り、監督であった人ですので、思い入れのある監督でした。 新潟で見られるのは大概が巨人戦のみでしたが、定岡から一本だけホームランを打って、1-0で勝つみたいな、大層地味な試合展開に、子供ながらにしびれていたのが懐かしく思い出されます。個人的には、三村敏之監督の頃が一番好きだったですが、阿南さんの時代も、いぶし銀な選手層で、いぶし銀な試合をして、本当に忘れがたいチームです。 以前、何かで読んだ記事では、阿南さんが現役時代は、エラーをすると、広島ファンの怒りがすさまじく、恐ろしくて、球場から帰れなかったというような話を読んだことがあります。今のマツダスタジアムでは、女性ファンが多く、エラーに対しても温かく見守っている人が多い印象です。自分が、野次を叫ぶと、むしろ浮いてしまうような感じです。平和になったものです。 強い広島を作っていただき、本当に有難うございました。心から御冥福をお祈り致します。 |
2024年8月2日(金) |
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