震災を思う |
投稿:長野 央希 |
東日本大震災から、12年が過ぎようとしています。 あっという間のような、長いような、時間一つとっても、複雑な思いを抱きます。 私個人でいっても、職場も住む地域も、この12年に度々変わっていますので、被災地の方々は、もっと多くの変化に見舞われて来られたことは言うまでもありません。 未だに故郷に帰れない方々のお気持ちは察するに余りあります。 12年経ち、震災の記憶が薄らいでいる方々もいるのは事実です。 震災の記憶と、その悲劇から得た教訓や経験は決して風化させてはならないと思います。 日本は、世界でも有数の地震国と言えますし、そのほか、多くの自然災害を受けやすい環境にありますから、天災から学ぶ多くの事柄を生かして、防災や災害が起きたときの対処に活かしていかなければなりません。 我々の教訓は、世界においても有用なのです。 先月のトルコ、シリアの大地震も然り。 世界でも、常々、色々な地域で天災の被害にあっています。そうした中で、いかに自分たちの経験や教訓を活用できるか。 また、天災から被害を増大させる要因として人災も重なって起きている場合があります。天災は防ぎようがない場合でも、人災はやりようによって被害を最小限にできるでしょう。そういったことも、今後、更に重要になってくると思います。 いずれにしろ、震災の記憶を新たにし、これからの未来へつなげていきたいものです。 |
2023年3月10日(金) |
<< レジオネラ 2023.3.6 |
はじめのページに戻る |