北別府さん 頑張ってください |
投稿:長野央希 |
私は広島東洋カープのファンですが、6/19にようやく2020年度のプロ野球が開幕する予定で、わくわくしてきているところです。 ただし、今年は広島の話題としては、もっと大切なことがあります。 北別府さんが成人T細胞白血病で現在、末梢血幹細胞移植を受けて、闘病中であることです。 私は血液内科診療に携わってきただけに、マスコミで報道されるような血液疾患に対して、注意を払ってはいましたが、元広島の往年のエースの件となれば、より敏感になりました。 ブログを見ていると、息子さんからの末梢血幹細胞を移植して、副作用などで難儀をされているようです。 北別府さんといえば、投手王国と呼ばれた広島の絶対的なエースともいえる方でした。大野、川口、金石など、ストッパーで津田、野手でも高橋慶彦、山崎、長内、重鎮として山本、衣笠などなど今でもわくわくするようなメンツがそろっていたころのエースでした。 それだけ鍛え上げた肉体でも、血液疾患に対する抗がん剤治療や骨髄移植治療はつらいものであることは間違いないと思われます。 自分も、血液疾患での化学療法など行うたびに、治療の副作用や合併症で苦しむ患者さんの姿を診て、時には心苦しい思いもしてきました。そんな中で、病気が寛解、あるいは治癒に至るような患者さんの姿を見て、心から喜び合えたものです。 北別府さんも、長い闘病生活とはなろうと思いますが、一刻も早くお元気になられることを切に願います。 山本浩二さんも闘病生活をされておられるようですが、頑張って克服していただきたいと思います。 二人のためにも、今年はカープが優勝してもらいたいと期待しております。 |
2020年6月17日(水) |
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