明けましておめでとうございます |
投稿:長野 央希 |
新年、明けましておめでとうございます。 新たな一年の始まりとはいえ、昨年からの疫病の流行、世界規模の戦争の継続など、旧年とはあまり変わりのない現状を見るにつけ、晴れやかな気にはなれないと言わざるを得ません。 しかし、それはそれとして前向きに生きていくほかはないので、何とか、今年も頑張っていきたいと思います。 当院では12/31と1/2に午前中のみですが、発熱外来を行っておりました。この時は凡そ20名ほどの発熱患者さんを診察しましたが、この二日間ではインフルエンザに罹患した人は0人でした。当然の如く、昨年末も一人も出ていませんでしたが、1/4から発熱外来受診される方の中でインフルエンザ罹患者が増加してきました。 1/4は46人の方が発熱外来を受診され、半数以上が新型コロナ感染というのは、昨年から引き続いている傾向ですが、4人がインフルエンザの方でした。 本日は、40名の方が発熱外来を受診され、8名の方がインフルエンザに感染しているという結果でした。 この傾向を見ると、新潟市内も来週には本格的なインフルエンザの流行期に入っていくことが予想されます。 新型コロナとインフルエンザの同時流行というのは、これまでになかったことであり、どのように経過が推移していくのか注意をしていく必要があります。また、コロナとインフルエンザに同時に感染した場合の症状の現れ方なども、注意を払わなければなりません。 ただ、どのような感染症にしろ、予防が最も重要なことには変わりはありません。 そのために、手洗いをこまめに行うことや、外出時はマスク着用をすること、室内の乾燥を防ぐこと、定期的な室内の喚起を行うことなどは基本になります。 これから二か月程度はインフルエンザの流行が続くでしょうし、新型コロナの第八波がいつまで続き、第九波がいつから始まるのか、もはや予想がつけにくい状況ではありますので、いかに個人レベルで感染予防を行えるかが、重要です。 これから学生さんは受験シーズンでもありましょうから、何とか感染予防して、乗り切っていただきたいと思いますし、そのほかの方々も、難儀な思いをしないように感染予防を心がけていただきたいと思います。 |
2023年1月6日(金) |
<< 業務連絡 2022.12.27 |
大相撲 初場所 >> 2023.1.22 |
はじめのページに戻る |