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 保護猫カフェ
投稿:長野央希
私は猫が好きで、子供の頃に猫を飼っておりました。22年で大往生しましたが、実に恐ろしい猫で、小学生の頃は、生傷の絶えない生活を送っておりました。自分が家族の中での最下位の序列ということが、猫にもわかっており、そのため、はなからなめてかかっており、遊びたいときは私にちょっかいを出してきたり、足にかみついてきたりしたものです。
また、埼玉や
魚沼で働いている頃には、都内にある保護猫カフェによく行っておりました。普通の猫カフェは行ったことがないのですが、保護猫カフェは保護した野良猫を里子として譲歩することが最終的な目的になります。
先日、新潟市内にも保護猫カフェがあると知り、行ってきました。
その日は、七歳でまだ十分人慣れしていない猫と戯れました。
猫じゃらしにじゃれついてくるものの、自分という人間を認識すると、我に返ったかのように、部屋の隅に逃げていき、またそこから様子をうかがい、再度じゃれてくるといいうことが繰り返されました。人間に飼いならされていませんという姿勢に、何だか好感を持ったものです。
新潟ではボランティアとして、野良猫の避妊手術を進めておられる獣医師さんがいらっしゃるという記事を読んだことがありますが、本当に立派なことだと思います。「望まれない命」を増やさないということで、自分も少しでも役立てればと考えております。もっとも、この「望まれない命」という表現自体が、人間にとって都合を如実に示す大変エゴイスティックなものであり、非常に嫌いな表現ではありますが。人間はあくまで自然の一員であって、自然の支配者ではないことを認識しなくてはならないと思います。
話が脱線しましたが、猫にとっては飼い猫になることが幸せなのかは、猫に聞いてみなくては分かりませんが、少しでも不幸な境遇の猫が減って、幸せな猫が増えてくれることを切に願い、このような保護猫カフェなどの活動を支援できたらと考えております。

2020年8月7日(金)

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