緑美しい季節 |
投稿:長野 央希 |
週に一回は魚沼に行っておりますが、山の頂上以外では残雪も溶け、田植えも終わり、山々も水田も、あちこちで緑美しい季節となっております。 5月初旬に八海山の5合目まで登りましたが、あの当時では、2合目に至る前でも、日陰のような場所では膝丈まで残雪が残っているような状況でした。長い冬で、覆い被さった雪の重みにより、大木ですらへし折れていたり、横になって登山道を封鎖していたりというような景色がそこここに見られました。 あの日は小雨が降っていたので、景色を楽しむことが出来ませんでしたが、今の季節であれば、山の上から見る水田の緑の美しさは言葉にならないと思われます。以前5月下旬に登った際には、田んぼも含めた目にまぶしいほどの緑の美しさに、なぜか涙が出たことがありました。 梅雨に入ったようで、転校は安定しなくなるかもしれませんが、良い季節になったと思います。 昨日は、蛍の飛び交う場所に夜行きましたが、現時点では蛍は確認出来ませんでした。流石に、まだ早いのでしょう。 とはいえ、自然に恵まれた魚沼という場所が、とても好きです。 時には、降雪で心がくじけそうになったりと、自然の絶対的な力を否が応でも痛感させられますが、それを上回るような自然の恩恵を我々は享受しているといえます。 人は自然なしには生きられないという当たり前で単純なことを、魚沼は教えてくれます。 そして、自然の美しさを楽しむと言うことで、近年ハイキングやトレッキング、キャンプが流行っておりますが、これに関しては平和のおかげであると言えます。身の危険のある社会では、どんなに美しい風景も、まるで意味をなさなくなり得ます。 世界中では、平和を保つことすらかなわない地域がいくらでもあります。 そして、近年は疫病の流行や様々な天災といった驚異に度々さらされております。 歴史的に見ると、こういった疫病や天変地異が頻発する時代は、多くの場合動乱の時代の幕開けとなることが多いように見受けられます。 天変地異が、人の心もすさませてしまうのかもしれませんが、世界が動乱に陥る予兆とならないことを切に願います。 |
2022年6月9日(木) |
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