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 ハチとの攻防
投稿:長野 央希
初夏のような気候となり、雑草の成長する速度が増してきております。それに伴ってというか、様々な昆虫が飛び交うようになっております。種類のよくわからないような甲虫が、発熱外来の外の壁に留まっていたりすることもしばしばです。きれいな青光りした甲虫や、黒ベースに黄色っぽい縞模様の入った甲虫などもいて、面白いものです。また、家の庭に限らず、五十嵐1ノ町界隈では、くまんばちが沢山飛んでいたりします。羽音は大きいですが、それほどの実害もないので、様子を見ていますが、さすがに発熱外来周囲で巣を作ろうとするアシナガバチは、撃退せざるを得ない状況です。発熱外来は物置を利用していますが、その軒下というのは、ハチにとっては巣を作る格好の場所なのかもしれません。昨年も、アシナガバチが巣を作っていたところを発見したので、何とか巣を軒下から引きはがした経験があります。作っている途中の巣を除去すると、案外と、ハチもあきらめよく、再度巣を作ろうとはしないようでした。
今年も、同じ個体かはわかりませんが、大きなアシナガバチが、巣作りのために襲来しておりました。一度は、発熱外来の室内まで侵入して、しばらくそこに滞在しておりましたので、一時、私が発熱外来に入れないというような状態になっていました。身近にあった次亜塩素酸のスプレーをハチに噴霧しましたが、当初はびくともしませんでした。何とか噴霧し続けていると、いよいよ不快に思ったのか、外に飛び出していきました。
今回も、巣の根本が出来上がったところで発見し、巣を除去してからは、ハチの訪問がピタッと止んでいます。ハチとしても、無駄な労力を惜しむ気持ちがあるのでしょうか?あるいは、次亜塩素酸(いわゆるハイター)のように妙なものを吹き付けられること自体が不快なのかどうか?
ハチでハイターを浴びせられるという経験はそうそうないでしょうから。
幸いに、発熱外来に患者さんがおいでの際に、ハチの襲来を受けたことはないのが幸いです。
冬場は、とにかく寒くて、凍えそうになりながら、突風や吹雪との格闘でしたが、これからは厳しい直射日光や、アスファルトの焼けるような暑さとの闘い、あるいは様々な昆虫との攻防の時期になってきます。
熱中症も増えてくる時期ですので、私自身も、皆様もくれぐれもご注意いただきたいと思います。

2022年5月17日(火)

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