負の連鎖 |
投稿:長野央希 |
シンガポールではここにきて、デング熱の流行を認めているようです。 断定はできませんが、新型コロナの影響で、建設現場が放置されていた李、管理不十分なために、そこでデングを媒介する蚊が増殖している影響ではなかともいわれております。 風が吹けば桶屋が儲かるの諺の様に、直接新型コロナが悪さをしているわけではなく、色々な負の連鎖が、デングの流行につながるという現象でしょう。日本でも、2014年でしたか、デングが話題になりました。 今回は、新型コロナ流行にデング流行が重なることはないと思いますが、わが国でも、何らかの負の連鎖のような事態が起きる可能性は考えておく必要があるでしょう。梅雨が長引いている影響もあり、各地で災害が起きれば、避難所でコロナ感染が広がる可能性もあります。また、東北の震災の際に救護班として派遣されたときは、各避難所は上下水道の機能が低下しておりました。あれはまだ、気温が低い時でしたが、夏場であれば、避難所の上下水道機能のマヒは食中毒や、胃腸炎・上気道炎の蔓延という事態にも注意が必要になろうと思います。 その他、長期の自粛を余儀なくされたことで、『コロナ鬱」が問題になりましたが、これも新型コロナの症状で鬱があるわけではなく、間接的に鬱状態につながっていったと言えます。 また、自宅待機している間に、やることがなく、ネットで他者を叩くような暇つぶしの結果で、木津着く人が増えていたとすれば、それも負の連鎖と言えるかもしれません。 今回のコロナ禍というものは、予想を超えて、事態が重大かつ長期化しているため、結果的に社会全体が4マイナス思考に陥りがちではありますが、こういう状況であるからこそ、災い転じて福をなすような方法を社会全体で考えていけるように、一丸となって、建設的議論を重ねていきたいものです。 |
2020年7月29日(水) |
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